海風吹くまま 「人生・道草楽描(らくがき)」

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薪ストーブの時代がやってきた!

<<   作成日時 : 2007/12/30 03:07   >>

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道草楽描〜そのその29[山里便り〜其の十一]

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薪ストーブで作る料理。正直いって時間がかかる。[スローフード]と知らないひとは一言でかたずける。なにをもって[スロー]と言い切れるのだろう?
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 春から初夏の4〜5ヶ月にかけ朝早く起き、切り倒した直系40〜50cmの木の丸太を50cmの長さに玉切りして、こつこつと1時間ばかり薪割りをつづける。斧で割った薪を拾い集め、運び、ひとつひとつを丁寧に積み重ね、半年から1年かけて乾燥させ、部屋に運び込んで薪ストーブで大切に燃やしてはじめて暖をとることができ、その熱エネルギーで調理する。薪作りは正直いって忙しい。
 ましてや、その食材を土を耕すことから始め、化学肥料をいっさい使わずに、夏の虫たちとの攻防戦や、暑さ寒さ、そして雨風との一喜一憂の日々を過ごしてみれば、その生産過程のいったいどこが[スロー]と言い切れるのだろう?

 どこかのエコロジーを[商売]にしているサルが、時間をかけないでクイックリーに仕上げたファーストフードなるものに対して、ゆっくりと時間をかけスローでオーガニックなものに[スローフード]という正義の仮面をつけ、[スローライフ]を盛んに囃し立てていた。そのエコロジーサルは原発の核廃棄物収納ステンレス容器なるものを指差して「これなら安心ですね」と。ついでに、ご褒美の原燃印バナナをほおばりながらひとこと 「ゴミすてんなよ!」 
 いったいなにがスローで、なにがエコロジーなのだろう?
ちなみに、朝夕、空と海をみつめ、お日様と共に暮らしている南の島・奄美の人々は「嘘つき」のことを「スロー」とよぶ。これホント!

 先日、海を山をこころから大切に思う友人から、青森の六ヶ所村にある「核燃料再処理工場」の本格稼働の中止を求める署名書が送られて来た。さっそく、その署名書を回覧したら、薪ストーブで暮らしているほとんどの友人が家族全員の連名で署名してくれた。ありがとう
 2008年、平成20年まであと2日! 「風」が吹いている。 30年前、あのモノマガジンを立ち上げたときのように、「時代の風」を背中に感じる。

薪ストーブの時代がやってきた。

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