海風吹くまま 「人生・道草楽描(らくがき)」

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石たんぽ ?

<<   作成日時 : 2008/04/10 13:01   >>

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道草楽描〜その37[山里便り〜其の十三]

 ワタシ亀吉は南国生まれ。南の島では真冬の寒さは、せいぜい15〜16℃。
ところが、ここ信州の冬はさぶい寒いのマイナス15〜16℃。3月下旬でも朝夕は0℃だし、サクラ咲くこの頃だって夜明け前は4〜5℃とチトさむいのだ。
 信州のキビしぃ〜寒さを、インドアなのにアウトドア的・薪ストーブ2m圏内生活でやりすごし、薪が少なくなったこの時期にスゴい事をおもいついた!と亀吉本人は、ひとりサクラ咲く季節に、ポカポカ桃色気分にうかれているのであった。

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石たんぽ●いしたんぽ 〜 水もいらなきゃ ガスもいらない ただ 燃えている薪ストーブの上に置いとくだけ。毎晩くり返し使えて ポッカポカ! かわいいコットンのハンモック収納袋も、わたしにオマカセ!とばかりに大活躍!!

 湯たんぽならぬ、石たんぽ である。
 暖かい薪ストーブの上に、湯たんぽ容器程の大きさの川原石(花崗岩・御影石)を、2時間ばかり置いておく。急速に焼くのではなく、じっくりと暖める感じで石の真ん中に熱を蓄積するのだ。
 石の厚さにもよるが3時間くらい置くと完璧にぜんたいが暖まる。2時間では素手で持っても「あったか〜い」が、3時間だと「あっチッチ!」となる。
 寒さと寝具の条件によるが、気温5〜8℃、米軍放出品(ベトナム戦時代)の羽毛シュラフ・ソファーベットの上だと、2時間暖石で4〜5時間、3時間暖石だと、なんと7〜8時間も暖かいのである。なんとなく暖かいのではなく、しっかりと暖かいのだ! 沸騰したての熱すぎる湯たんぽよりも確実に最初からいいカンジの暖かさだし、その温もりは安定していて長く、7〜8時間たっても石の芯熱が残っているのである。
 
 そのむかし、アウトドア雑誌を創っていたころ、秋口の奥利根湖や中禅寺湖のレイクサイド・キャンプ取材のとき、夜の急激な冷え込みに、焚き火横で風よけに立てていた暖まった3個の石を、シュラフの中でつま先にひとつ、ひざ裏、そしておなかの位置にあてて寒さをしのいだことを想い出した。まさに、お坊様の懐石(かいせき)野宿を必然的に体験するのハメになったのであった。

 足元の温もりで眼を閉じると、あのときの、奥利根湖や中禅寺湖の燃えるような紅葉の美しさが、総天然色・大パノラマで まぶたによみがえる、まだまだ肌寒い信州の春の夜長でありんすヨ。 ん〜 ポッカポカ!

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
う〜ん
これはおもしろいですねえ。
寒い時期にまたおじゃましたくなります。
伊東さんが「石たんぽ」を用意してくれる姿が目に浮かぶようです。

ストーブのカタログとかにコラムで入れてもいいですねえ。

ところで山菜出てるんじゃないですか?
また男爵と行きたいなあ。
はっちい隊長
2008/04/20 12:16
ぜひぜひ おいでやす 信州 山里へ。
春爛漫の花々 新緑の木々 雪解けのせせらぎ 
この世の楽園 美しい限りです!
春爛漫の亀吉
2008/05/02 19:10

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